2016年12月28日(水)
床板ネジ止めと床板-台車間の詰め作業
AL3500系の台車はD-16、D-18あたりが装着されていたようで、模型の世界ではGMの日車D型(京急用)がベストとのこと。
昔買っておいた日車D型(京急用)が残っていたので、それを活用することに。幸運なことに1両分のT車用台車が残っていたのでラッキーでした。
T車の場合だと車体裾から3oの高さに1.5mmの角棒を取り付ければ、車体-台車間の隙間をベストな間隔に縮めることができます。
ただし、現物合せが必須で、隙間が大きいようであれば床板側に0.3oのプラ板を挟み、細かな微調整をする必要があります。ノギスを活用し正確なサイズ測定を行っているモデラ―の方もお見かけしますが、私は己の目で、どちらかと言えばフィーリングに近い測定方法を行っています。片目をつぶって水平か否かを判断するので目が痛いときすらあります‥。
鉄道模型としての見た目やスタイルの点については、ここまでの加工で十分ですが、車両をレール上に載せたり、車両ケースへの出し入れをする際に余計な神経を使わないためにも、車体と床板は是非とも固定しておきたいものです。

岩橋商会の真鍮キットは車体の固定が考慮されていないため、パノラマスーパーの時と同様にちょっとした加工を行いました。
当初はプラ板にエコーモデルのナットを接着したものを車体に取付け、床板を挟みネジ止めする案を考えていたのですが、ナットをプラ板に取り付けだけでは強度的にNGでした。強度を出そうと瞬間接着剤やゴム系接着剤を多めに盛るとナットのネジ溝に接着剤が滲み出てしまいドライバーがスムーズに回せなくなってしまいます。力を入れてネジを回せば、ナットがプラ板から剥がれてしまい、結果的に振り出しに戻る羽目に‥。なかなか思うようにできません。
そこで、ライト加工用に購入した薄い銅板の余りを小さく切り出し、その上にナットをハンダ付けし、のり代を十分に確保したうえでプラ板に取り付けることにしました。そうすることで、ネジ溝を痛めることなくプラ板とナットが固定でき、ネジをスムーズに締め付けることが可能となりました(下写真)。取付け位置は、先程と同様、車体裾から3o程の高さでOK。
ナットパーツを車体に取り付ける前に、床板のネジ穴を開けておく必要があります。材質が真鍮であっても床板のネジ穴はピンバイスで簡単に開けるけることができます。

2016年12月3 日(土)
岩橋商会(錦林車庫)という会社…
製作中のAL3500系の組み立て情報を検索していると、驚きの情報が…。
どうやら名鉄電車真鍮キットでお馴染みの岩橋商会(錦林車庫)は昨年倒産したようです。
Nゲージの名鉄電車といえば、長らくの間、Tomixの7000系パノラマカー、8800系パノラマDX、GREEN MAXの5500系キット、次いで岩橋商会の旧型車シリーズしかラインナップされていなかったわけで、模型化されていない名鉄電車が多形式に渡り製品化されたという点では名鉄ファンにとって大変ありがたいメーカーだったのです。
600V線区についてはMODEMOからも数車種登場しましたが、岩橋商会は多種に渡る製品化がされていたことに加え、すべて真鍮キットであることが大きな特徴です。

製品化されていない名鉄電車をキットから組み立てることができると知ったのもWebサイトで岩橋商会の組み立て完成品が紹介されていたのを目にしたからです。パノラマスーパーが完成した時は、とても嬉しかった記憶があります。
そんな岩橋商会がなくなってしまい残念ですが、そんな岩橋商会に感謝を込めて、この3500系キットは必ず完成させたいと思います。過去の記事では、3500系と同時に3550系も購入したと紹介していたのですが3550系キットが紛失してしまいました。引越した際にどこかへやってしまったのかな…。

床板や床下機器類は別のプラ製品を活用しようかと考えていたのですが、せっかくのキットなのでできる限り同包されているパーツ類で完成させたいと思います。

11月17日の記事で、観音扉の要領で作る前面の中央継ぎ目部分がなかなか埋められず諦めた、と紹介しましたが、その後、ハンダを盛り→キサゲで削る作業を繰り返し、なんとか継ぎ目を目立たなくすることができました。最終的には、テスト塗装してみないとわかりませんが、ある程度は補正できたと思うのでこれで良しとします。
貫通扉の上部ですが、いかがでしょうか?

2016年11月25 日(金)
祝・3100系完成
ク3214側も追加でワイパーを製作し取付けました。これで本当の完成です。
ワイパーパーツは取付け穴の奥にゴム系接着剤を塗布して接着していますが、前面は接着部がないためワイパーゴム部分が前面ガラスから若干浮いたような状態となってしまいました。
塗装前にしっかり形付けたつもりだったのですが、塗装の準備段階で割りばしに固定したり、その後のピンセットによる取付け作業にて少しずつ曲がってしまったようです。

色々と教訓が得られたので次回こそ完璧に‥と言いたいところですが、正直この作業はもううんざりです。ワイパーにまで拘ると作る楽しさを超え、作る苦しみの領域に突入します。

今回はうっかりミスで先走って0.3oの取付け穴を開けてしまったのがすべてものはじまりだったのですが、この領域には手を出すべきか作業前に熟考したいと思います。

やっと出来た完成品、せっかくなので楕円形のお座敷レイアウトで試運転をして楽しんでいますが、以前お話ししたようにGMの2モータ動力は調子が悪く走行がぎくしゃくします。こうなってくると新型のコアレスモーターなるものを装填したくなってきます。安定感でいえば鉄コレ動力でも申し分ありませんが、コアレスモーターがどのようなものかも気になるところ。
う〜ん、悩む‥。

2016年11月24 日(木)
自作ワイパー
一昨日マッハのシールプライマーが届きました。結局、東京在住時にお世話になったModelsIMONの通販にて購入しましたが、送料を含めると商品定価の2倍程の金額がかかってしまいました。まぁ、どの店で買うにせよ往復の交通費等の諸経費を考えると、あれこれお店巡りをするよりも通販の方に歩があったわけです。
この調子で一気に自作ワイパーを塗装へ。
プライマー→つや消しブラック→つや消しトップコートと3層塗にしました。やはりエアーブラシだときれいに仕上げることができます。写真は、割りばしに両面テープで固定し塗装したところ。

そして本日取り付けましたが、取付け穴に差し込む足の部分まで塗装してしまったせいか、一つについては取付け時に曲がってしまい没にしてしまいました。この0.3oの取付け穴は鬼門です‥。

予備を作成しなかったので、ク3214のワイパーは自作工程からやり直しです。ガッカリ…。このなんとも言えない中途半端さが平日工作を一層嫌な気にさせます。

はやる気持ちを抑え、作業は明日以降に持ち越しです。
ふと眺めていたら、取付け時にボディの一部をピンセットで引っ掛けてしまったのか塗装剥がれが一部見つかり、余計にナーバスになりました。まぁこんな日もあるか、無念‥。

右写真が完成したモ3114の前面です。
完成品は印刷済らしいのですが、前面ガラス部分しか印刷がないようなので別パーツ化することで少しオリジナル感が出たかと思います。モ3114の取付け穴は若干低い位置に開けてしまったので、本来よりもさらにアームの長いロングワイパーになってしまいましたが、その辺りはご愛敬。

なかなか思うように作れませんね‥。

2016年11月22日(火)
3100系のクーラー
18日の記事で3100系のクーラーにスモーク色のプラ板を活用したと書きましたが、写真を添えてついでにご紹介。

左写真のように3100系のクーラーパーツはエッチングパーツを取り付けるために、予め蓋部分がすっぽり開いていました。残念ながらエッチングパーツは少し小さいのでスッポリ沈んでしまいます。
これを解消するためにスモーク色のプラ板を活用することに‥。

まず、スモーク色のプラ板を3.5oの幅で5p程の長さに切り出します。その後、3.5o×3.5oのサイズに切り出していくのですが、要は正方形にすればよいわけです。
いつものように目方で一気にカッターの刃をグザッ‥。それなりの形に切り出せれば、あとはゴム系接着剤を少しつけて、クーラー穴にポチッと嵌め込むだけです。

本来であればメッシュパーツが最適だと思い金属製の細かいメッシュパーツも別途備えていたのですが、メッシュパーツだけにキリトリ線から徐々に糸が解れるかのようにメッシュが崩れてしまいました。金属メッシュなので同じサイズに切り出すのもそこそこ難しく採用を却下しました。メッシュではないけれど、スモークだからこそ中のファンモールドが少し透けて見えるし、結果的にプラ板を活用して正解だったと思います。余談ですが、岩橋商会の1000系1200系クーラーには、このメッシュパーツを採用しています。

完成版が右写真です。ツライチに嵌るし、厚み的にもピッタリで外れることもありません。色のアクセントとしてもGOOD。
小さなことではありますが、今回の製作の中で、この部分をどのように穴埋めするか思いの外悩んだせいか、きれいに仕上げることができ良かったです。

運が味方してくれたのか、こんなところも工作の楽しいところです。

2016年11月21日(月)
やっぱりワイパーが気になる
クロスポイント3100系は名鉄の通勤車キットとして初めての発売であったためか、GMの同キットにかける熱い想いを感じたのは私だけではなかったと思います。
個人的には東の小田急や京王、西の阪急や京阪のような塗装済み組立てキットが発売されることを望んでいたのですが、まさかまさかのGMオリジナルブランドであるクロスポイントから未塗装ボディキット、新規設計の床下機器、動力も新調、エッチングパーツまで企画されているという贅沢なラインナップでの発売でした。おまけに、名古屋にGM直営店がオープンするなんて、愛知県、引いては東海地方の鉄道模型ファンはさぞかし嬉しかったことと思います。私も、その中の一人でした。

久しぶりにキットの素組みができるということで、いつもの無謀な?加工はせず素直に組立てようと商品一式を購入したのですが、産みの苦しみと言えようか‥欠陥も多くあり、完成に至るまで険しい道のりとなりました。

5500系以来の名鉄キットであるが故に今思えば想定内の範疇だったのかもしれません。
まず、前面ガラスのリブが上下ではなく両端に付いており、ニッパーで削る際に透明ガラスへの傷が避けられない点。結局直後に改良発売されたパーツを追加購入することに…。次に、気合いをいれてオプションパーツとして発売したクーラー蓋(クーラメッシュ)のエッチングパーツが、まさかのサイズエラーで蓋になるどころか落し蓋になる有様。この辺りは、同社で試作品を組み立てたりしないのだろうかと些か疑問を抱きましたが、前述した産みの苦しみの一つとしておきましょう。しかしながらクーラーについては、このエッチングパーツで塞がないことにはスッポリと穴が開いた状態になるわけで、オプションと云えど結果的に強制パーツとなってしまったわけです。
先日GMショップに行ったところ見かけなかったので廃盤となったのかな?!その後展開されたキットでは、クーラーはエッチングパーツではなくプラで蓋がされているようです。

続いてワイパー。パーツ自体が細すぎて少し力を入れるだけで曲がってしまいました。これは単に私の技術不足だと思うのですが、このワイパーは0.3oの穴を開けて取り付けるのですが、0.3oの穴への取付けというのは目が霞んでしまうし、たいへん難しいものでした(道具の選定を誤ったこともあるのですが‥)。ワイパーの足部分のバリを削らないとスムーズに入らないのかもしれません。

ワイパーを没にしてしまったのに0.3oの取付け穴が開けてしまった‥。どうしようかと色々悩みましたが、ぶっちゃけ0.3oの穴では外傷としては大して目立ちません(左写真)。このまま放っておいてもよかったのですが、ここは工作派モデラ―の意地の見せ所。0.3oではスムーズに入らなかったので、0.2oの真鍮線を微量のハンダで接着し、オリジナルワイパーを自作しました。エッチングパーツはダブルアームワイパーですが、シングルアームになる点は妥協することに‥0.2oでもエッチングワイパーよりもよっぽどか強度があるので、取り付け後のメンテも容易にできそうです。

真鍮線で自作するくらいなら、初めからエッチングワイパーを落ち着いて取り付けろよっ!と言われそうですが、まさに「後悔先に立たず」ですね。反省は多々ありますが、1o以下の細かなパーツなので、この程度で十分満足しています。あとは塗装が上手くできるか‥。

話が変わりますが、マッハ模型のメタル用シールプライマーが店頭で見つかりません。GMショップでもポポンデッタでもジョーシンキッズランドでも見かけないところをみると流通量が少ないのでしょうか。続きの作業は、プライマーの購入待ちです。

2016年11月18日(金)
クロスポイント3100系完成
結果的に完成まで8年越しとなったクロスポイント3100系がやっと完成しました。
このキットは名鉄プラキットの先駆けで、これまでは小規模メーカーから細々と旧型車が製品化されていた中、同キットを皮切りに7700系、7300系、5700系と次々にキットが発売されることとなりました。そしてその後、塗装済ボディキットや完成品までラインナップが広がるまでに…。
もう少し待って完成品を手にしてもよかったのかもしれませんが発売と同時に2セット購入してしまい、組立ても途中で中断してしまったので、コレクション収集の観点からすれば、相当遠回りをしたような気がします。
写真ではなかなか伝えることできませんが、個人的には大変満足したスカーレットボディが再現でき、とても気に入っています。オリジナルで塗装するとトップコートの艶の影響か完成品とは違った輝きが出ますね。エッチングパーツのミスにより蓋の閉まらなくなったクーラーには、スモークグレーのプラ板を現物合せで切り出し、接着しました。この辺りは、今回のファインプレーだと思っています。1200系の側面窓用に購入したスモークグレーのプラ板ではあったものの、スモーク色が強すぎ使用は断念。京急2100系の側面窓程の強いスモーク色であったので用途に困っていたのですが、こんなところで役に立つとは‥。

未塗装キットは、屋上機器の色であったりスカートであったり‥我が家の車両は1200系もそうですがスカートに明灰白色を使用しています。少し青みが強い分、完成品よりスカートパーツを目立たせることができ、実車のスカート色にも近いように思います。

‥と自画自賛はここまでで、毎度のことながら完璧には仕上げることができませんでした。
いつものように反省点は盛りだくさんです。

・ワイパー用の取付け穴0.3oで穴開けするもワイパーをきれいに曲げられずグニャグニャに‥。結果的に取り付けられず取付け穴が残ることに。
・側面窓は全周シルバー塗装され内側に黒のピラーが入っているが、ピラーをシルバーより表面に色差ししてしまったこと。
・両開きドアのゴムパーツをグレーで再現使用と思っていたものの、ドアガイドレールと靴ずりを先にエナメルで色差ししてしまったため、ドアゴムの色差しが不可に…。

そして、なによりこれが一番の問題。
このキット「腰高すぎます‥」。私のこだわりは名鉄車特有のスマート車高短スタイルであるにも関わらず、このキットは素組みすると異常に腰高になってしまいます。キット素組みでは仕方ないのかもしれませんが残念です…。
もう一点、GMの残念なところ「動力車不調‥」。動きがぎこちなさすぎます。最近登場したリニューアル版は快調なのかもしれませんが、2008年の同キットと同時に登場した当時最新の本動力車は以前の黒動力車よりも不安定で実車のJR113系のようなガクガクした走りをします。

じーっと見ていると何となく違和感を感じるなぁ‥と思いつつ、GM3500系完成品と並べると‥。
車体幅が大きく、車体長は短いうえに車高は若干高いような‥ずんぐりむっくりな形状をしています。う〜ん‥。(上写真の上段が3100系キット、下段が3500系完成品)

この特徴については、GMショップの店員さんに伺ったところ、キットは旧アルミ金型を使用しているためサイズが現実的ではないとのこと。完成品は新規金型を再設計しているそうなので、キットと完成品では形状に微妙な違いがあるそうです。この回答を聞いたときは、ちょっととどめを刺されたような気分でした。

余っている残りの1セットは中間車を加えて3700系にでも変更してやろうかと思っていたら、分売パーツは塗装済側面窓しかないし、前述した設計ミスのクーラーパーツも廃版になったそうです。
今の分売パーツでは、3100系キットと同パーツ類で完成させるのは難しいとのことで、3700系への変更案も座礁気味です。素直にもう1セット組み立てようかな‥。GMはバラエティ豊かなラインナップ故にタイミングを逃すと同じものが作れなくなるというリスクも兼ね備えているようです。メリットでもありデメリットでもありますね。奥深し。

2016年11月17日(木)
久しぶりの3500系
2007年12月から約9年放置した岩橋商会3500系キットですが、鉄コレ3700系とクロスポイント3100系が完成したので、この調子でこちらも進めてしまおうかと…。久しぶりに見てみても、やはりはみ出たハンダがどうも気になって仕方ありません。神経質な正確だけは9年経っても変わりません。

ボディは完成させていたと思っていたのですが前面手すりの取付けを失念していたようで、今更ながら0.3o真鍮線で製作です。
説明書には手すり用穴は0.3oとあるものの早々にドリル刃2本を折る始末。私の腕では0.3oの穴開けができそうになかったので、0.4oで我慢することに。さすがに0.1o違うと穴が大きすぎるので、今度は裏からハンダを流して固着を試みるも案の定ドバっとハンダが滲み出てしまい結局すべてが台無しに‥。あ〜余計なことをするんじゃなかったと後悔しつつも後の祭り‥。

気を取り直して、余計なハンダを吸い取り、キサゲ刷毛でゴシゴシすることしばらく‥一応前面はなんとか見れる形になりました。中央部にパーツ継ぎ目が出ていますが、そこは目をつぶることに。

いつまで経っても上達しないハンダ工作なのでWebサイトで諸先輩方の工作所感を拝見していると「とにかくキサゲ刷毛で軽く、辛抱強く、削りまくる」とありました。
以前は、真鍮のすっきりしたディテールまで削れてしまうのではないかと心配し、そこまでゴリゴリ削っていなかったのですが、細いステンレスの集まりであるキサゲ刷毛はハンダのみをきれいに取り除けるということで、なんだか背中を押された気分になったので手がだるくなるまでゴリゴリ削ってみました。

窓サッシの部分なんかは滲んだハンダでディテールが台無しになっていたのですが、だいぶきれいに修正できたように思います。0.6o、0.8o、1.0oを使用しましたが、初心者の私には1.0oでなくては追いつかない程のハンダ滲みがあったため、とにかくゴリゴリ削りました。ハンダ工作もプラキットと同様慣れだとは思うのですが、なかなか組み立てる機会がないので、ちっとも上達しません。

でも、ハンダ付けした車両はプラキットにはない頑丈さとどっしり感があるので、それはそれで仕上がりがとても楽しみだったりします。
ちなみに、残りの工程はホワイトメタルパーツの組み合わせなので、ハンダ工作はここまでとなりそうです。

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