2018年1月25日(木)
台車位置の微調整
塗装工程まで一気に進めてしまいたいのですが、なかなか思うように進捗せず…。
でも、時間を見つけて少しずつ進めていきます。

パテ埋め後の試し塗り。
なかなかいい感じに整形できたのですが、オデコライトを装着する前に塗装してしまうミス…。
相変わらず段取りが悪い…(泣。
オデコライトを取付け、ライト周りのみ再度パテ埋め。地味な作業が続きます。
日車D型(DT16)よりも若干大きめのDT24を仮台車として履かせていたので気にしていなかったのですが、日車D型を履かせてもやはり問題は解決せず。M車の前方台車とスカートが干渉…。
説明書通り組み立てたのですが干渉してしまいました。よ〜く見ると妻面寄り台車も少し前寄りになってしまっていました。ズレといっても1、2ミリの世界なので、ハンダ付けやネジ穴の位置関係で若干の誤差が生じたのかもしれません。この辺りは現物合せで要調整です。
スカートの位置はそのままに、M車を後方に1o程ずらすことで台車もスムーズに左右可動するようになりました。スカートはホワイトメタル製なので内側をスイカのようにくり抜いてヤスリで少し削り、ひとまず納得の出来に。
先日GMショップで購入しておいた旧動力用のD16台車に換装。
本音を言うとグレーがよかったのですが、あいにくの売切れ。黒でも似合いそうだからいいけど…。
M車はT車よりも若干台車間が長いため。妻面寄り台車は後ろ寄りになってしまいます。ここは目をつぶることに。
これで屋上機器を除きひと通りパーツの装着が完了しました。
2018年1月17日(水)
パンタ台とオデコ
難易度が高く、しくじってしまったパンタ台…。さて、どうしたもんか。
とりあえず、本製品に付属しているパーツで予備なのか余剰なのかわかりませんが余分にあった名鉄3730系用のパンタ台を流用することにしました。経緯はわかりませんが、ペア―ハンズの製品に名鉄3730系と刻印された真鍮パーツが付属しているのです。若干大きさや形は異なるのですが、少し短く切ってやれば似たような形状になるので、これで代用しちゃいます。

一旦、元から開いていた穴をパテで塞いでしまいます。その後、試し塗装。出来は、まずまず。
試し塗装を落とした後、0.4oのドリルでパンタ台固定用の穴を5つ開けます。写真は、パンタ台パーツ装着後、裏からゼリータイプの瞬間接着剤で固定したところです。
パンタ台の高さもいい感じ。
上から見ると、こんな感じ。本来は内側(中央寄り)にもう一つパンタ台があるのですが、今回は代用パーツ使用のため、この部分は省略です。中央部の穴がそれ用ですが塞いでしまっています。
正確に再現したかったのですが、まぁ止む無しか。本来のパンタ台は、ほんの少し写真より細めです。
パテ埋め不要かと思っていたのですが、両サイド部分に僅かな隙間が生じたため、手間をかけて埋めました。
オデコのサイド部分を見ればわかると思いますが、パテが残っている箇所がオデコと車体の幅差です。
試し塗装はしていませんが、天気が良い日に確認してみたいと思います。これが終われば、峠を越えれるかな。

2018年1月8日(月)
ペア―ハンズ3400系
年が明けました。本年もよろしくお願いいたします。
さて、仕掛品を片付けようと一度は手を付けそのままとなっていた3400系を進めることにしました。

同じ形式でもないので一概には言えませんが、岩橋商会キットと比べると設計が「緻密」です。一つひとつのパーツが細かい上に、モールドもしっかりしています。ロストワックスパーツもバリが少なく、しっかりしたデザインになっています。
ロストワックスのオデコと前面と車体がピッタリ嵌るところが感動的で、大きなズレないのでパテ修正は不要かもしれません。
前提として、組み立てるためのハンダ付け技量が必要なんですが…。

車体と床下を固定するためのパーツが設計されているところや前面の再現も車体とスカートが別パーツとなっている点など、よくできていると感じます。
ク2401がT車で床板と車体の固定用パーツが付属していますが、説明書そのまま組み立てると台車が車体にめり込むような状態(いわゆる車高短)となってしまいます。ベストな車高にするには、車体側のネジ受けと床板の間に2oほどの遊びを設ける必要があるのですが、この僅かな隙間が車体を不安定にさせるため、ネジ受け側にプラ板を2o貼り、高さ調整することで解決しました。

モ3401のM車は昔ながらの黒のダイキャストが大きいGM旧型動力を用います。
近年では新型動力も登場しているので、対応製品が更新されているのではないかと製造元(ペア―ハンズ)に尋ねたところ「昨年末廃盤となり新動力には対応していない。」とのことでした。廃盤になってしまっていたとは残念…。このキットは鉄道模型イベントにて同社直販で購入したのが思い出されます。
M車も車体と動力を固定するためのネジが前後についており、こちらは設計書通りに組み立てれば車高がバッチリ決まります。ただ、前面内側にネジ受けパーツを取り付ける構造なのですが、ネジ受け曲面と車体曲面がピッタリ嵌らないため、接着位置かネジ穴を若干調整する必要があります。さすがにここまで緻密に設計することは難しいかと…。写真はM車とT車の高さがピッタリになったところです(台車は仮なので気にしないでください)。

ただ、モ3401のパンダグラフ台だけは、難易度☆☆☆☆☆で予備パーツも含めすべて台無しにしてしまいました。
折り曲げるための専用工具でもあれば別ですが、そう使うこともない工具を備えておく程の余裕もないので…。別のキットでは、もう少し簡単に曲げられたのですが、細かすぎて私には無理でした。

参考までに、いくつかネットで組立て完成画像を拝見させていただきましたが、パンタグラフ台の高さを実車同様の高さに接着するのは、どのモデラ―も苦戦しているようで、本来よりも高さが出ていない画像が多く見られました。ちなみに、マイクロエースの完成品はパンタグラフ台が簡略化されており実車とは異なるデザインのように見えます。
真鍮キットならではの精密感が出せたかもしれませんが、ここは代替案を考えなくてはいけません。う〜ん、何か妙案はないか。

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