線路と公道の間隔
|
|
関東や関西の私鉄の場合、沿線ぎりぎりまで建物が接近している光景が多々見られます。ですが、都市規模、自動車交通網の発達などの点から建物密度がそこまで高くない名鉄沿線では沿線に公道が隣接している情景が一般的てはないでしょうか。
線路、コンクリート柱に水色の鉄板で組み立てられた柵、雑草を挟んで公道というパターンがよく見られます。
瀬戸線沿線
|
|
本線の沿線でも同じような光景が目にできます。
名古屋本線 富士松駅付近 |
|
線路のすぐ傍には、通信ケーブルなどを守る側溝のようなものも見られます。
瀬戸線沿線 |
|
こちらは線路があり、側溝を挟み、公道というパターンです。一般的なガードレールが設置してあるところもあります。
瀬戸線沿線 |
|
単線ローカル線の場合でも柵、側溝、雑草が見られ複線と比較しても大きな差異はありません。
竹鼻線 羽島市役所前駅付近 |
|
線路と公道の間の柵は、フェンスが設置してある箇所もあるようです。
設置してから年月が経っているのか、フェンスもアスファルトもだいぶくたびれた様子ですが‥。
名古屋本線 茶所検車区付近 |
|
雑草は、線路のバラスト部分の境目から公道までの広範囲に生い茂っています。
カーブ部分でも同じようなレイアウトになっています。
竹鼻線 羽島市役所前駅-竹鼻駅間 |
|
線路脇のスペースに余裕がある箇所には、レールや架線柱といった保線用の資材置場となっている場所も見られます。
竹鼻線 岐南駅-茶所駅間 |
|
本線と支線の分岐駅ではポイントや番線が多く存在するため、構内スペースに余裕が見られます。
線路と公道の間にもゆとりがあり、公道が広いせいか、のどかな雰囲気になります。
名古屋本線 国府駅付近 |
|
田園地帯となるとちょっとした盛土高架となる箇所も見られます。
高架となると柵がなく側溝を挟み公道もしくは農道となるパターンも見られます。
名古屋本線 豊明駅-富士松駅間 |