6600系は瀬戸線のみで運用されている異端児的形式。
昭和53年、瀬戸線栄町乗り入れ時にデビュー。デビュー当時は非冷房車であったが、後に冷房化改造を実施。名鉄では最初で最後の改造例となっている。編成は2+2の4両1編成。計3編成が活躍中。
6000系と同様の顔立ちながら、スカートを装着し、側面デザインにも違いが見られる。瀬戸線は混雑率の高い路線であるため、すべてロングシート車両となっている。

<2016年10月追記>
このページは、(2008年から新型ステンレス車4000系が導入され)瀬戸線からスカーレットの車両がなくなる前の2008年11月に公開したものだが、赤い車両が姿を消してしばらく経った今、PCの写真データを振り返っていたら妙に懐かしく感じたので、未紹介だった写真を掲載しておこうと思う。
同形式も現在は引退してしまったが、6750系1・2次車が引退した後もしばらくは現役だった。それに、車両の傷み具合もマシな方で特に前面は比較的きれいに保たれていた。スカートが付いているからかピントが合いやすく、3編成しか運用されていなかった割にきれいな写真を数多く残すことができた。抵抗制御車であったことから6000系と共に本線転属も噂されていたが、結局、2013年3月を以て瀬戸線で引退することとなった。

瀬戸線 三郷駅-水野駅間 2008年7月
6000系フェイスに独特のスカートが特徴。

瀬戸線 三郷駅-水野駅間 2008年7月
側面窓が2段式で乗降扉窓も小型のものが採用されている。

瀬戸線 大森・金城学院前駅-印場駅間 2008年11月
スカートがあるだけでドッシリした印象となる。

瀬戸線 守山自衛隊前駅ー矢田駅間 2008年11月

瀬戸線 大森・金城学院前駅 2008年11月
最近の鋭い形状のものとは異なる独特な形状をしている。

瀬戸線 大森・金城学院前駅 2008年11月
側面はスッキリしている。流行だった小窓。

瀬戸線 矢田駅-守山自衛隊前駅 2008年11月
前面・側面・屋上とすべてがオリジナルな6600系。

瀬戸線 印場駅-旭前駅間 2008年11月
瀬戸線は全て4両組成であるが、中間車を加えた6両編成があったらまた違った印象になったかもしれない。

瀬戸線 印場駅-旭前駅間 2008年11月
本線系統でも4両組成が多いことから、中京圏では4両運用が都合よいのかもしれない。
瀬戸線 旭前駅 2009年10月
踏切の隣に幅の狭い対向式ホーム+跨線橋という組み合わせが瀬戸線の特徴の一つでもある。
瀬戸線 旭前駅-尾張旭駅間 2009年12月
順光は車両がきれいに撮れる。

瀬戸線 尾張旭駅-旭前駅間 2009年12月
陰っている時間帯も違った良さがある。

瀬戸線 守山自衛隊前駅-瓢箪山駅間 2009年12月
喜多山駅ー矢田駅間は、線路ぎりぎりのところまでびっしりと建物が並ぶ密集地帯。

瀬戸線 矢田駅-守山自衛隊前駅間 2010年1月
守山自衛隊前駅ー大曽根駅間は急カーブが続く。

瀬戸線 印場駅 2010年1月
印場駅進入時は若干下り勾配となっているため、きれいな編成写真が撮れる。

瀬戸線 三郷駅-水野駅間 2010年1月
下って・上って・カーブという構成は、鉄道模型で再現したいと思っている情景の一つ。

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