2-1.中間車の床板の製作
次に床板の製作に移りましょう!!
床板はキット既存のものを使用したいのですが、車体を卵型側面にしたため裾部分の車体幅が狭まってしまい取り付けられませんでした・・(>_<)
床板は台車部分を5500系の床板を使用、あとはプラ板を加工して接着しました。
車体裾の幅が15ミリですので、床板幅は約14ミリに加工します。
既存の床板と比べながら台車位置を決定します。これが言うのは簡単、やるのは困難・・です。ミリ単位だとなかなかうまくいきません。
床板は車体製作時に取り付けた車体内側のバリと調整しながら製作すると、組み合わせた時にきれいに仕上がります。
よって、完全に同じものはできません。
車体を乗せてみました。画像ではわかりにくいですが台車と車体間がいい感じに縮まりました。急勾配は台車が車体に確実に擦るでしょう^^;)これで一通り中間車の組み立ては完了しました!!
中間車2両を連結してみました。「電車のあれこれ」で紹介した連結面間ですが、これが4.7ミリくらいです。
ここでは連結面間は気にする必要はありません。
2-2.先頭車車体の組み立て
ここからは難関の先頭車の製作期。
今までの製作から6500系あたりになりそうな今回の車両。
とりあえず名鉄電車は阪急電車よりも前面が出っ張っている(丸みをおびている)ため、乗務員室後ろ部分を切り継ぎ加工で縮める必要があります。
これは上の拡大図。マジックで線を引いた部分でカットしました。
で、これが切り継ぎ後の先頭部分。切り継ぎ加工は正直苦手です。まっすぐに切るための工具などを持ち合わせておらず、定規とカッターナイフで線の上をカットしました。感覚だけでやっています・・^^;)切り継ぎ加工の際は、まっすぐにカットするための支え道具の使用をオススメします。
と、いうのは感覚でカットすると絶対まっすぐにはいきませんのでパテ埋め、接着剤処理など仕上げに時間と手間がかかります。ましてや同じものを両側分(2枚)製作しないといけないわけですから・・。
前面をどうするかってことが今後の山場になるわけです。何系にもできるように大きめに前面下部分パーツをプラ板で製作しました。
この方法は「名古屋電鉄さん」のページを参考にさせていただいております。
ここまできました。上のブロック状のパーツを接着しただけですが・・。
そろそろ鉄仮面に決定でしょうか・・^^;)
別角度から。乗務員扉は3700系製作時と同様、阪急車の扉をそのまま使用することにしました。
変に実車に近づけようと加工すると、逆に完成が汚くなることもあり程よいところで境界線を張り、目をつぶることも模型製作では重要だと私は思っています。

inserted by FC2 system