今回は前面細部と床板、屋根などの製作を行います。

いつも書いていますが、参考にされる場合は最後まで目を通してから作業を行うようにお願いします。
 
まずは前面細部の製作を紹介します。

7100系の前面は貫通扉が少しでっぱる感じになっています。7700系の時は貫通扉の枠だけプラ板で作ればよかったのですが、今回はどうしようかと悩みました・・。とりあえず枠を製作。角にRが付くようにプラ板上部は斜めに切っています。
上の部分も作ってこんな感じ。7700系ならこれでオッケーですね^^;)
続いてプラ板枠よりも一回り小さく貫通扉をプラ板で再現します。上部真ん中あたりに小窓を作らなければならないので適当に穴を開けておきました。
小窓用の穴をきれいに削ってこんな感じです。扉のプラ板は薄い(0.3ミリプラ板)ので慎重に削ります。
2両分作ってこんな感じ。予想より良い感じにできました。プラ板は偉大です・・^^;)
次に前面ステップを製作します。これもプラ板から自作、実車の写真を参考に、それらしく作りました。結構適当です・・。
次は手すり。タヴァサの屋上用手スリセットのパーツを今回は使いました。このパーツはとにかく小さく、0.3ミリの真鍮線よりも細いです・・。
案の定、付けても写真ではよくわかりません。真鍮線で自作した方が良いかもしれません。
ついでに、戸袋窓を埋める際に削った妻板の手すりも付けてしまいます。こっちはなんとなくわかりますね^^;)よかったよかった・・。
再び前面手すり。この手すりは真鍮線から自作しました。同じ高さに穴を開けるのが意外と難しい・・慎重に行います。0.3ミリの真鍮線を使用する場合、穴は0.4ミリくらいがちょうどいい大きさです。
これが0.3ミリ真鍮線。10本程で200円と意外に安く手に入る代物です。
実車のように手すりの形に曲げて装着。小さい写真でわかりづらいですね、すいません。
これで一通り前面の加工は終了です!!
 
ここからは床板と床板と屋根の製作です。

床板をどうするか、TOMIX7000系のものをそのまま使う手はありましたが、台車間の長さが若干短めの阪急通勤型の機器一体型のものを使うことにしました。7000系のものを使うと加工が必要で、それなら無加工でよい阪急で・・^^;)
上が阪急用、下が7000系用。
機器一体型は再現が精密なのでけっこう気に入っています。ですが、どれがどれだかよくわからないので、適当にMとTらしきものを選びました。7100系は全M抵抗制御だっけ?!まぁ、いっか・・^^;)
とりあえず塗装。塗料はGMのねずみ1号で。名鉄の床下はライトグレーなので実車仕様にするならば、もう少し明るめのグレーで塗装する必要があります。
カプラーも密連型を使用。連結、開放が簡易なので・・軸で連結している実車を再現するのは不可能かと・・^^;)
台車も家にあった阪急ミンデンを使用。GMパーツだと、どれが実車なのかな?わかりません・・。
車体の真ん中の黒いものは鉛です。GMの重りを付けると座席パーツが載らなくなるので鉛で補いました。
車体を載せてこんな感じ。車体内側のバリは両開扉を装着する際、削ってしまったので、プラ棒で補いました。
続いて屋根。これは7000系中間車に元から付いていたものを使います。
換気口?の位置が中間車と先頭車では異なるので、並び替えます。左を右に右を左に・・写真の通りですm(__)m
切り込みが目立つのでパテで埋めます。
余分なパテを削ります。意外と面倒くさい・・。
屋根と車体の長さを調整するため、ここで車体と仮組みしてみます。短いようならプラ板なので修正。0.6ミリほど屋根が短かったので車体と屋根の間に0.3ミリプラ板を2枚ほど挟みました。
今回は気合を入れて屋根の塗りわけにチャレンジ。これも思ったより面倒でした・・^^;)
ですが、きれいにできて満足。マスキングの部分を間違えて時間がかかりましたが・・。
マスキングは慎重に行わなければなりませんね。
続いて屋根と車体の繋ぎ目となる部分に雨どいパーツを取り付けます。これは0.5ミリプラ棒を使いました。行先表示幕の後ろの一際目立つ白いパーツ(ライン)がそれです。
アンテナを屋根に取り付け屋根完成!アンテナは6500系の時と同様です。
全体画像。車体がグレーのままなので、なかなか名鉄電車の雰囲気が出ませんね・・^^;)

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