ここでは、リトルジャパン3800系キットの小加工について紹介します。

製品ですが、ストレートに組むと、車体と台車の間が少々広くなります。個人的な主観ですが、腰高は意外と気になりますので、手を加えています。

紹介する加工を施すと、先頭車にTNカプラー(TOMIX製伸縮カプラー)を取り付けることができなくなりますので、その場合は参考になさらないよう、お願いいたします。
また、急勾配レール上を走らせる場合、脱線が起こる可能性がありますので、ご注意下さい。
参考にされる場合は、最後まで目を通されてから作業するよう重ねてお願いいたします。

1.車高の調整
車体を組む前に、側板に元から付いていたモールドを削っておきます。
その後、車体を組み立て写真のように側板裾から3ミリ上に、プラ棒を貼り、床板押えを作ります。
次に床板の加工。
写真は塗装後完成の様子ですが、塗装前に赤線のところで床板を切断します。
切断した床下機器の部分(以下中央パーツと略)の上にプラ板を貼ります。
0.3ミリプラ板を3枚、0.2ミリプラ板を1枚、計1.1ミリ貼り付ければ十分です。
赤線のところにプラ板を貼ります。
そして、左右台車側の部分を中央パーツに取り付けます。
写真の赤線のように、0.3ミリのプラ板を床板全体を覆うように貼り付けます。パーツの継ぎ目は、床板裏側から接着剤を流し込み、補強します。
加工した床板に台車を取り付け、車体を組むと写真のようになります。
このままですと、カプラーが車体に干渉し車体が右上に傾いてしまいます。
こんな具合に車体とカプラーが干渉するので、せっかくの塗装が剥げてしまいます。
キットの床板は両側にTOMIX製伸縮カプラーが取り付けられるようになっています。
先頭車に伸縮カプラーを取り付けない場合は、先頭側の床板を切り取り、写真のように妻面側に貼り付けます。
伸縮カプラーと台車を取り付けると、写真のようになります。
別角度からだと、こんな様子です。
カプラー取り付け位置が下がったことになります。
床板と車体を組んだ様子です。
車体とカプラーの干渉が解消できます。
床板完成写真です。制御機器が付いている中央部分の車高が下がっているのがわかるかと思います。
自動車で言うシャコタンと同じです・・^^;)
車体に取り付けると、こんな具合になります。実車少し近づいたのではないでしょうか?

inserted by FC2 system