2.屋上パーツの製作と塗装
クーラー台座を7ミリ×7ミリに切り製作します。説明書では7ミリ×9ミリで製作するようにと記してありますが7ミリ×7ミリの方が実車に近いと思います。プラ板は0.3ミリのものを使用します。
クーラー本体を付けるとこんな感じになります。
7個×2両分で14個作ります。
排気扇パーツの切り取りは形に合わせて慎重に行います。プラパーツの切り出しにはカッターやデザインナイフが適していると思います。
切り出し後のパーツ。
ダンボールに並べていざ塗装へ!
GM管スプレー8番(シルバー)を使用します。シルバーは他色に比べ色がつきやすいので厚塗りに注意します。
床板の製作。機器パーツと床板の間に0.6ミリほどプラ板をはさみ取り付けます。台車と車体の間を縮めた場合、機器をそのまま取り付けると完成時に機器が車体にめり込み不恰好になるので注意!
車体をグンゼのモンザレッドで塗装します。
塗り方は人それぞれだと思いますが、明るい色から塗っていくと後々上塗りが可能です。
先に屋根をグレーに塗装し、塗装した屋上パーツを取り付けます。だんだん雰囲気が出てきました。
貫通扉をホワイトで塗装しました。実車の色を把握していないので見栄えを重視し、ホワイトを使用しました。
窓サッシをエナメル系ホワイト、Hゴムをエナメル系ブラック、ドア開閉表示灯をスモークで慎重に色差しします。エナメル系塗料はアクリル系塗料より剥がれやすいのであまり使用したくはありませんが、アクリル系塗料ですべてを塗装する自信はありません・・^^;)
車番は錦林車庫のデカールを使用、ドアガイドレールは西武ドア用デカールを細く切り使用しました(クリアー塗装前に貼ります!)

完成した車両。車体と台車の間が良い具合に縮まりました。
ドアガイドレールは説明書などにも記されていませんが、デカールなどで製作するとグッと雰囲気が出ます。できればインレタでやりたかったです・・^^;)

今回は製作しませんでしたが、名鉄特有のパンタ台を作るのもおもしろいかもしれません。
たとえキットで発売されていても、何かしらオリジナル性を取り込むと車両に対して愛着が湧き、製作も楽しめるのではないかと思います。

製作に対してのご意見、ご感想は掲示板かメールにお願いします。何か良いアドバイス等ありましたら、ご教授下さい。

inserted by FC2 system