8.鉄道周辺の整備(北口)
レール、ホーム、駅舎など鉄道施設が一通り設置できたため、周辺を整備していきます。
設計図でもありませんが、上記のような具合にまとまりました。
図上半分を北口側、図下半分を南口側として紹介していきます。
北口は歩道、バス停2つ、駐車場などを設置します。鉄道メインの設定ですので、市街地の再現は予定していません。大きな建物を設置してしまうと鉄道が目立たなくなってしまいますし、モジュールレイアウトであるが故にスペース的に余裕もないのが正直なところです。
8-1.アクセサリの加工
TOMIXの柵・看板セットに付属している柵が名鉄風の柵を再現するには最適な製品だと感じています。
こちらを用いてオリジナルの柵を製作します。
柵の全体(表裏)をグレーで塗装します。
続いて表側の柱とは垂直方向にマスキングしていきます。
中心ラインのみで構いません。

続いて上下部分もマスキングし、柱とは垂直方向の2本のラインだけがむき出しとなるようにします。
お好みのライトブルーで塗装していきます。
マスキングを剥がすとご覧の通り。
柵っぽくなってきました。
表面は先ほど塗装しましたが裏面については、グレーのままとなっています。
裏側は筆塗りでライトブルーを着色していきます。
レイアウト上では、こんな具合になります。
ちょっとしたアクセントには、ちょうど良いです。
参考までに2バージョン作成してみました。
上は明るめ、下が濃いめ。単純ににライトブルーとグレーの配色でも、好みによってバラエティ豊かな柵が再現できそうです。
8-2.歩道の整備
テナントがある方の北側歩道には、GMの舗道セットを使用しています。
こちらの方が津川洋行のものよりパーツがしっかりしていて雰囲気が出るのですが、サイズのバラエティという面では制約があります。パーツ自体に歩道と車道の仕切り箇所があるため、幅広の歩道を再現するには不向きなのです。
歩道の一部はこれを使用し、街路樹が設置されている箇所はは津川洋行のタイル長方形タイプグレーを使用します。
舗道(歩道)を並べるとご覧の通り。
歩道を加工する必要があります。
現物合わせでパーツの切断位置を決めます。
この時点ではモジュール板へは接着せず、仮止めにしておきます。
カッターで切り落とせばピッタリに。
エナメルホワイトを溶剤で薄め上から筆塗装⇒拭き取りで、路面の使用感を再現しました。
線路と歩道の間は、保線器具などを置くためのスペースとしています。
歩道の一部には地下道入口を設置するための穴を開けてあります。
鉄道敷地と歩道の間には、先に製作した名鉄仕様の柵を設置します。
地下道入口には、GMのアーケード地下入口セットを使用しています。GMっぽさが感じられるストラクチャーです。
設置するとご覧の通り。一昔前の形状をしています。
駅出入口から街路樹・バス停までの歩道部分には、津川洋行のタイル長方形タイプグレーを使用します。プラスチックペーパーなのでカッターで好みのサイズに簡単に切り出せます。厚さは薄めなのでプラ板などで補強するのも有効かと思います。
私は面倒だったので、そのまま使用しました。
そして街路樹には、KATOの街路樹1を使用します。
歩道と街路樹を組み合わせるとご覧の通り。
街並みができてくると、人の設置も考えてしまいます。
上から眺めるとこんな具合です。
駅っぽくなってきました。
街路樹に加えジオコレ駅前・公園Bセットに含まれている時計台を駅入口に設置します。
待ち合わせ場所にピッタリです。
8-3.バス停の設置
駐車場側から眺めたときの様子。
赤枠部分が歩道です。
黄枠部分の部分はバス停留部分です。モーリンのアスファルト舗装用の材料を使用しています。
バス停には、ジオコレバス停Aセットを使用してます。
シルバーのフレームにスモークがかった屋根という組み合わせもあったのですが、こちらの方が一般的な感じがしたため選択しました。
アスファルトパーツも付随していましたが、屋根部分のみ活用します。
これらを先ほどの歩道部分に設置します。ピンバイスで必要な穴を空けゴム系ボンドで接着しています。
歩道上にバス停があるというのも違和感がありますが、スペース的に、これが限界です。対向式ホームの柵がバス停屋根の固定に必須ということは黙視で・・。
近年はバスコレの登場もあり、バス会社、バス製造メーカーの種類が充実してきたと共に、それらが安価に手に入るようになりました。
一昔前、バスコレ登場に先立ってGMがノンステップバスを発売したのを憶えていらっしゃるでしょうか?2台2200円と高額だったためか、あまり普及した感じがしませんでしたが、先日GMショップで単品売されていたため試しに使ってみることにしました。ステッカーを買いそびれたので淡白な感じではありますが、名古屋市交通局のバスが手元にやってきました。
バス停との組み合わせはご覧の通り。
良い感じです。
8-4.駐車場の整備
パーク&ライドなんて言葉をよく耳にしますが、自動車社会の中京圏では当たり前のように駅に隣接して駐車場が整備されています。
写真はTOMIXの駐車場セットで、これを加工していきます。
駐車場設置スペースの関係上、線路と垂直に車が川の字駐車する配置としたいため、パーツ中央でバッサリ2分割します。
それを写真のように並べます。
駐車場と線路の間には、柵や看板を設置します。こちらはTOMIXの柵・看板セットを使用しています。
また、写真手前のわずかな空きスペースなどはターフやライケンで緑地化しておきます。
試しに自動車を駐車させてみます。
河合商会の乗用車4台入セット(日産フェアレディZ 、スカイラインGT-R各2台入)を使用しましたが、600円で細部まて丁寧に作られているためオススメです。
近年は自動車のアクセサリーも充実しましたが、2台で千円を超えるような代物もあるので選定は慎重に・・。
駐車場とバス停との間には、ジオコレ駅前・公園Bセットの公共トイレを設置します。ジオコレは塗装済なので、ちょっとした空スペースの有効活用にもってこいの商品です。

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