高速カーブモジュールの製作を進めていきます。
このモジュールの右側にはA−駅モジュール、左にはC−カーブモジュール1が接続され、本線、支線および駅から伸びてくる留置線を1本敷設します。このモジュールのポイントは、以下の2点になります。
1.フレキシブルレールの活用により、緩やかなカーブを描く
2.踏切を設置し、線路脇に建物を密集することで、民鉄らしさを演出する

街並みコレクション4の歓楽街を使用し、ちょっとした繁華街を作成します。建物の時代設定から、知立駅周辺のようなイメージにしていきたいと思います。
1.カントの作成
線路は、KATOのフレキシブルレールを使用しています。
土台には、100円ショップで購入した平板を加工し接着しています。プラ板を重ね合わせ作成したブロックを線路と土台の間に挟み、カントを再現します。カーブのRが大きいので、カントの高さも大きくしています。
こんな具合です。制限110km/hってところでしょうか。
5500系を乗せるとこんな感じになります。
GOOD。実車の名鉄は狭軌ですが、模型では標準軌になりますね。
2.踏切設置の加工
踏切には渡り板を作る必要があります。
フレキシブルレールの一部を用い、脱線防止線路を敷設します。ニッパーで切り取り、ペンチで曲げて作成します。
渡り板も100円ショップで購入した平板を加工し作成します。線路に対し、斜めになるような道路にしています。
エアーブラシで線路とバラストを塗装し、部分的にアスファルト舗装をしていきます。なんとなく雰囲気が出てきました。踏切設置の加工はひとまずここで中断し、警報機等は後で設置します。
全体はこんな感じです。既製品レールは直線か急曲線しかラインナップがないので、緩やかなカーブは新鮮です。
設置は最後ですが、踏み切りはジオコレの踏切を使用します。路盤部分はオリジナルで製作したので、使うのは警報機と安全棒の部分だけとなります。
複線・単線タイプが1つずつ付属し1セット600円です。高いか安いかは意見が分かれそうなところです・・。
ちなみに名鉄の踏切は、遠くからの視認性を考慮し、ランプ部分の背板が四角になっているのが特徴ですが、模型では既製品を使用しているため、再現できていません。この部分を加工するのはちょっと気が引けます・・。
製作後に作成したものです。
踏切の設置により、黄色が加わりました。名鉄線は踏切が多いので、こんな景色があちらこちらで見られます。

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