C−カーブモジュール1を製作します。
右下から左上に向かって盛土高架で徐々に高くなっていきます。
本線・支線の外側は国道としていますが、イメージとしては名古屋本線の豊橋‐東岡崎間に見られるような国道1号線と平行しているあたりを再現しています。
内側は、いつか使ってみたいと衝動買いしたまま箱に入ったままだった街並みコレクションのストラクチャ類を使用し、田舎駅とその駅前を再現していきます。こちらは特にモデルの場所を指定したわけではありませんが、名鉄支線の終着駅に見られるようなのんびりした静かな雰囲気にしたいと思っています。
一昔前の仕上げてもそれはそれで問題ないのですが、所々近代建物も織り交ぜ、時代に取り残された駅ではなく再開発が進みつつあるローカル終着駅として完成させたいと思います。
1.レールの敷設、高架の再現
板は先に製作したIやHのカーブモジュールパネルと同サイズの700o×700oです。
線路の敷設から始めていきますが、こちらも他のカーブモジュールに倣って最外をTOMIXのC541-15としています。
カントについてもプラ板を重ね合わせた手作りパーツで再現していきます。
TOMIX C541-15と複線を再現できるレールが既製品には存在しないため、路盤をプラスター、レールをフレキシブルレールにて再現していきます。
内側2線については、平坦な外側2線とは異なり、盛土高架で再現してきます。
盛土高架も市販品には完成品がないため、ウッドランドシーニックスのスチレンパーツとプラスターを用いて再現していきます。
このパーツを用いることで、PC橋脚で再現する高架と比べ緩やかな勾配が再現できます。
90°でやっと1列車分の高さ程度としています。
カーブの半径もそうですが、できる限り現実の鉄道路線に近づけたいと思い、敢えて緩やかな勾配を選択しました。
列車目線だと、これくらい。
写真ではよくわかりませんが、勾配が緩いため、なかなか高くなりません。
位置が決まったら上からプラスターで全体的な盛土を形成していきます。
盛っては削り盛っては削りを繰り返し、満足いく形に仕上げていきます。
全体はこんな感じです。
盛土高架がパネル全体のアクセントとなります。
この後、内側2線についてもフレキシブルレールを敷きます。
レールの敷設後は、バラストを撒いていきます。
これも他のモジュールと同様の作業となりますので、説明は割愛します。
雰囲気を確かめるため、7100系を置いてみます。
曲線の緩さもカントによる傾き具合も、なかなかいい感じです。
内側のバラストが撒かれていませんが、カントの再現もバラスト散布も外側線と同様の手順に沿って作業していきます。

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