3.外側:国道の再現2
変電所を設置する場所を整備していきます。
当初ここには戸建住宅を設置する予定だったのですが、サイズが合わずで断念しました。
なかなかストラクチャをピッタリに配置することは難しいです。

手前側には草木を再現していきます。
変電所を仮置きすると、こんな具合。
コースターフを塗していきます。
その後、ライケンを置いていきます。
私の場合、カラーパウダー→コースターフ→ライケンの順に再現していますが、どれも一つずつボンド固着→乾燥の手順を踏んでいます。

慣れていれば複数の作業を同時進行で行っても問題ないと思いますが、ボンド乾燥後のイメージが想像できないため、1ステップずつ地道に進めているのが現状です。
続いて、落石防止壁として設置している石垣を塗装していきます。
詳細な作業手順は、I-カーブモジュール4の製作記にて紹介しています。今回は、水性ホビーカラーのカルグレーという白系の色を使用してみました。
濃グレーに塗装した石垣に薄めたカルグレーを上塗りしているので、アクセントとしては最適です。
余分な塗料をティッシュで拭い乾燥させます。
左端は、雑草が生えている感じを再現するため、薄めたボンドを垂らした上にグリーンパウダーを軽く塗しています。
乾燥したところで変電所を仮置きしてみます。
変電所の右手にはガードレールを設置しました。
今度は、道路に白線を再現していきます。
I-カーブモジュール3で紹介したミクロンラインテープを使用します。写真は2.5oのものですが、白線には1.5oのものを用います。
通常の二車線道路は、3m≒2p(1/150Nゲージ換算)
幹線道路は、3.25m≒2.16p
高速道路は、3.5m≒2.33p
‥だそうです。
実は、白線幅を考慮せずに設計してしまったので4車線にするところが3車線分になってしまったのです‥。
白線幅を含めずに1車線 約2.3pとしています。

白線の間隔は、5m≒3.3‥pとしています。
変電所の裏手にも歩道と車道を再現しました。
全景はこんな感じです。
それらしくなってきました。
変電所もそのままでは味気ないので、安全第一のステッカーを貼ってみました。
ステッカーは0.3oプラ板に貼付け後、接着しています。

安全第一のステッカーは、ジオコレの「工事現場」に付属していたものを流用しています。
A‐駅モジュールの製作記にて紹介したタミヤのウェザリングマスターBセットのスス(黒色)を建物全体に薄く塗り、汚し塗装を再現しました。

塗り過ぎるとただのボロ建物になってしまうので、薄く部分的にポイントです。
裏手から。
建物以外に塀部分にも薄くウェザリングしています。
最後に車両を置いて完成です。
名鉄本線(本宿‐国府間)沿いの国道1号をイメージしているため、大型車両を並べています。トレーラー、大型トラック、大型観光バスがよく似合います。広電の観光バスは、派手なカラーリングなので気に入っています。

他にも小型トラックやライトバンも混ぜているので産業道路の様相を呈しています。最近頻繁に見かけるようになったプリウスも2台配置(白・赤)してみました。
別角度から。
トレーラーの活用方に四苦八苦していましたが、トラックなどの大型車両と並べて使用すると、いい感じにレイアウトに馴染むようです。

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