4.内側:地面と線路の再現
内側には昔からあるローカル終着駅とところどころ新しく建てられた建物を織り交ぜ、街が活性している感じを演出したいと思います。
駅前は、街コレの商店、バス車庫やタクシー営業所等を並べ、隣にコンビニや低層マンションを配置していきます。駅前が栄えている感じも出したかったので、空スペースにも狭小住宅を並べてみました。
建物配置を大よそ決めたら、アスファルト舗装を再現していきます。
0.3mmプラ板をライトグレーで塗装し、接着しています。
線路に沿ったRは、ものさし代わりにに緩めのカーブレールをあてると上手く切れます。
駅やレール部分は、プラ板やカラーパウダーが付着しないようにマスキングを行い作業します。
駅舎と逆側はモルタルアパートを設置しますが、その周辺は未舗装の状態を再現したいと思います。
カラーパウダーやライケンを散りばめます。
ホームと線路を設置してみます。
手前側には、看板を設置していきます。
ピンバイスを使い等間隔に穴を開けていきます。
看板には、街コレで余剰となったシール等も流用し華やかな感じにしています。
本来の駅広告板は、近所の病院や学校等の広告が多いように思いますが、週刊誌や映画上映の広告を多く掲載しています。
仮設置してみます。
手前にレールを置くと広告板の柱部分が隠れてしまい、いまいちパッとしない感じとなりました。
線路部分より若干低い位置にあるのは現実的ではあるのですが、ジオラマ的には広告板がもう少し高い位置にあった方がしっくりするような気がします。
続いて車両を仮置きしてみます。
車両と広告板の間隔が予想以上に小さく、アンマッチな感じです。穴開けをする前に、もっと注意深く確認すべきでした‥。
先に開けた穴はコースターフで多い、少し外側に新しく穴開けをしました。
写真は完成間近に撮影したものですが、最終的には左記のような間隔を確保しました。
車両と広告板の間を保線作業員が通れるくらいの間隔が現実的ですね。
実は、ここまで進んだところで線路にバラスト散布していないことに気が付いてしまいました。
本来であれば地面の再現の前に取り掛かる作業ですが、すっかり忘れていました。
今更ながら取り掛かります。まずは、バラスト散布。
塗装にあたりマスキングを行いますが、終端部分は切り取り保管しておきます。
グレーに塗装します。
続いてブラウンを塗していきます。
線路に色が付くと現実的な雰囲気になります。
駅舎とホーム、手前側にモルタルアパートと広告板を仮置きしてみます。
なかなか、いい感じです。

広告板の手前側は、パークアンドライド用の駐車スペースとでもしておきましょうか。
別角度から。
ローカル線の地上駅なんかでは、線路のすぐ傍まで建物が迫っている光景をよく目にします。
広見線末端区間の御嵩駅なんかが、そうなっていたような記憶も‥。
ホームの上側は左から便所、駅舎、たばこ屋、酒屋、郵便局と並べています。さらに道路を挟んだ向こう側には、タクシー営業所、バス車庫、日通営業所が建っています。

配置については時間をかけて考えましたが、色のバランスについても気にして配置しました。ホームと駅舎屋根がオレンジ系なので情景のアクセントとなりました。
建物コレクションのモルタルアパートです。
風呂なし4畳半一間、共同便所ってところでしょうか。
駅前は、こんな具合で完成です。

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