2.田園風景の再現
田園地帯に主要道となる農道を作っていきます。100円均一で売られている安価なもので厚さ2,3oあれば十分です。
盛土の側面にカラーパウダーを撒き、地面を再現していきます。いつものように、ブラウン系→グリーン系暗め→グリーン系明るめの順に撒いていきます。
ここまで進んだところで、町工場2軒、農家2軒と田んぼを仮置きし、全体像をイメージしていきます。写真だけ見ると、すぐに配置できるものだと思われるかもしれませんが、納得できる配置に決めるまで相当な時間を要しました。レイアウトは想像力が勝負ですね‥。田んぼばかりを配置してしまうと全体的に単調な感じになってしまうため、農家を2軒配置しています。ジオコレの農家は大きめに作られているため、スペースを埋めるにはピッタリの製品です。線路の外側は、町工場を配置し、田園地帯の外れをイメージしています。
続いて、田んぼと田んぼの間に細い農道を作っていきます。こちらは100円均一で売られている竹材を使用しています。
適当な長さに切った複数本の竹材を並べ接着していきます。細い農道は主要農道よりも少し低いくらいの高さがベストです。
田んぼを並べると、こんな感じに。田んぼの高さが3oほどあるので、農道の高さもそれなりにあった方がいいと思います。
さまざまな大きさ、形状の田んぼを並べていきます。
全体的にこんな感じとなります。緑地部分に樹木を並べてみて、さらにイメージを膨らませていきます。町工場の周辺は高さもあり、イイ感じです。農家の周辺は高さが乏しいので、樹木を並べたいところ。
一旦手を休め、細部に手を加えていきます。まずは主要農道をグレーに塗装します。主要農道はアスファルト舗装されているということになります。細い農道には、ブラウン系のパウダーを撒き、土で整備された農道に仕上げていきます。
田んぼの再現には、ホームセンターなどで売られている人工芝を適当な大きさに切ったものを使用します。ハンダごてを一定時間あて熱することで、田んぼの畝を再現できます。一つの形状ではなく、台形のものや大小さまざまな大きさのものを作ると、より一層雰囲気がでます。
人工芝は元のグリーン単色でも構いませんが、イエローのスプレーを少し塗してやるだけで稲穂の感じが再現できます。季節は秋頃でしょうか。お好みの色合いに‥。
農家と組み合わせると、こんな具合になります。
雰囲気出てきました。コントラストもいい感じ。
田んぼばかりでは単調な感じになってしまいますので、畑も作ってみました。段ボールをブラウンに塗装し、その上にコースターフを散りばめています。農作物の知識が無知なので、よくわからない作物になってしまいましたが、大根や白菜といったところでしょうか。もう少し畝の幅が小さいものがよかったのですが。

inserted by FC2 system