6.ガソリンスタンド側の配置
線路の内側に続き、外側も製作していきます。
写真は住宅街製作前に撮影した全体像。道路とする部分を先に決めておきます。
建物などのストラクチャーは後からでも道路の上に置いてしまえばモジュールにも違和感なく溶け込みますが、道路を後に製作する場合は、境目部分の修正が意外と面倒になります。
道路は線路と線路の間と外側を直角に交わるにしました。
手前側の道路に面して、ガソリンスタンドと商店を並べてます。
TOMIX製の商店は昔の製品であるため、近年のような精密感がありませんが、すべてのストラクチャーを高価なもので揃えるほど予算に余裕もないため、安価な建物も混ぜています。
スタンドの裏には駐車場、建物コレクションの狭小住宅を置いていきます。どれもこの時点では仮置きとします。
建物の並びが大よそ決まったところで、いつものように線路まわりの加工を進めていきます。ブラウン系→グリーン系パウダーを撒いていきます。
ここまで進んだところで住宅街側もストラクチャーを並べ全体像を再度確認します。
高さも程よくあるため、のっぺりした感じは避けられそうです。
スタンドは出光石油を選択しました。
実際に存在する会社の製品は親近感があります。
建物の裏手はライケンや針葉樹などを並べ、殺風景な感じをなくしていきます。
駐車場と線路の間にも、緑を混ぜ込みます。
駐車場は当初、TOMIX製の駐車場を使用しようかと思っていましたが、3oほど高さが発生したため、結局0.3oのプラ板をグレーに塗装し、道路と同じような造りとしました。
面倒な作業ではありますが、ガードレールを設置し、駐車場と鉄道敷地の境界線を明確にしておきます。
駐車場側から線路を望む。いい感じ。
車両を設置すると、こんな具合になります。
Rの大きいカーブにしていますが、それでも急カーブに見えます‥。残念。
7.細部の再現
配置が決まった後は、細部の再現に入ります。
まずは、駐車場から。
ミクロンラインテープで白線を再現します。車輪止はプラ棒を適当な大きさに切ったものを接着しています。

車は仮置きです。当初、KATO製の安価な車両を並べようかと思いましたが、最終的には右側にあるようなカーコレクションの製品を並べました。
こうして比べてもカーコレクションの出来のよさが目に付きます。
続いて商店の横側を作りこんでいきます。
まず、部分的にガードレールを設置します。
一部だけ設置するのがコツです。
※ガードレールが続くと景色が単調になるためです。
ガードレール部から商店の間はライケンを使用し茂みを再現していきます。
ターフやパウダーをまぶし、乾燥させたところ。
生い茂っている感じがでてきました。
ガソリンスタンドの裏手も同様に草木が生い茂った感じを再現していきます。
続いて、駐車場と線路の間も。
黄色のパウダーを混ぜると、また違った感じが再現できます。全体的に明るい雰囲気となります。
狭小住宅の隣の空き地も同様に茂みにしていきます。
こんな感じ。
私の製作するモジュールはどれも比較的緑が生い茂っている情景が多いかと‥。

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