7.山の製作
ちょっとしたスペースはいつもでしたら空き地としますが、同じ再現ではおもしろくありません。
今回はちょっとした山のようなもので、沿線に生い茂る木々を再現しようと思います。

名古屋本線 名電長沢にて
まず、発泡スチロールを適当な大きさにカットします。列車の1.5倍程の高さにしています。
続いてプラスターを塗り表面に凸凹をつけていきます。
乾いたところで茶系の水性塗料で下塗りしていきます。
岩っぽくなってきました。
空き地の時と同様にブラウン系→グリーン系の順でパウダーを撒いていきます。
線路との距離はこんな感じです。
ライケンを接着し、上から緑色や褐色系のパウダーを撒き、生い茂っている感じを再現していきます。
いい感じになりました。
製作後に列車を乗せて撮影したものですが、列車越しにはこのようになります。名鉄本線の本宿-国府間をイメージしています。
8.各種フェンスの設置
商店街Aでは、ベースボードが見えている箇所が、建物を設置する場所です。実際の名鉄沿線は、建物が隙間なく連なっている箇所もありますが、模型の世界でそれを再現すると列車が隠れてしまい、おもしろくありません。
そのため、部分的にアスファイルの空間を設け、線路との間にフェンスを設置するようにしています。津川洋行のフェンスを使用しています。
商店街Aと支線の間は、名鉄オリジナルの水色柵を設置しました。線路に建物が接近している箇所は、柵がない場所もありますので、部分的にフェンスを設置しています。
建物を置くとこんな感じ。
フェンスのない箇所は郵便局などの建物を設置します。
商店街A隣のちょっとしたスペースにはジオコレ駅前・公園Cのベンチや花壇を設置しました。手前のガードレールはKATOジオタウン付属の歩道向けのガードレールです。
商店街Aと本線の間にも、コンクリートフェンスを設置していきます。このフェンス、重々しいデザインなのがちょっと・・。
商店街Aの本線手前側は、KATOジオタウンのガードレールを使用しました。ガードレール1本が長めに設計されているため実感的です。
商店街Bと支線との間にもフェンスを設置してきます。
Nゲージは、金網フェンスがあまり製品化されていないので、今後期待したいところです・・。
商店街Bの本線手前側は名鉄オリジナルフェンスを設置しました。

完成写真
モジュール右半分(商店街A)
モジュール左半分(商店街B)
ガードレールや柵は同じ製品を多用せず、様々な種類をちりばめると実感的になります。
模型と云えど日差しがあたれば実車さながらの雰囲気が演出できます。
名鉄沿線にはジオコレのような昭和の建物が似合います。
こんな光景が見られるでしょうか。

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