H−カーブモジュール3を製作します。

郊外ののんびりした感じを演出したいとの思いから、田畑を多く取り入れました。構造物についても、町工場などはすべてジオコレを用いたため”製作”という観点では少しサボった感じになりますが、お許しください。
もっぱら名鉄は単線が多いのですが、支線の駅に降り立ったときに感じられる土や鶏糞の匂いがするような風景に仕上げたいと思います。

ポイント
1.勾配のあるカーブと田園風景を交ぜることにより民鉄らしい雰囲気を演出する
2.大きめの構造物や樹木を配置することで平坦な感じをなくし、コントラストをつける
1.レールの敷設
一番外側は、TOMIXのC541-15を使用しています。内側になるにつれカーブがきつくになります。また、内側2線については、勾配をつけているので、手前に進むにつれ若干の上り勾配となります。

※上図と写真の向きは不一致となりますが、その辺は気にしないでください。
勾配用に設置した発泡スチロールの上にプラスターを盛り、盛土高架を形作っていきます。
外側の線路にバラストを撒いたところです。
TOMIXのビニール包装の赤茶バラストを使用していますが、昔の製品なのでしょうか。個人店の在庫分なのか、最近あまりみたことのない製品を使用してみました。どちらにせよ後からスプレー塗装してしまうので、バラスト色はこだわっていません。
内側の線路にもバラストを撒いていきます。
盛土が黒くなっているのは、水で薄めた木工用ボンドに墨汁を混ぜているためです。墨汁を混ぜることにより、ひび割れを防止できるそうです(TOMIXレイアウトサポートブック参照)。写真は、墨汁の量を入れすぎたため真っ黒になってしまいましたが、少しでいいようです‥。
バラストが固まったらいつものように線路、路盤全体をグレーで塗装します。
線路部分のみブラウン系の色でスプレーしていきます。
イイ感じ。
ここまでの作業が終わったら、一度車両を載せてみて、どんな具合か確かめます。3500系が載っている一番外側のレールは、R541なので比較的実車に近い感じになります。
写真ではわかりにくいですが、カントもそれなりについているためイイ感じです。

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