前回の製作で、車体の組み立てと大まかな塗装が終わりました。
今回は、徐々に細部に手を加えていきます。

製作期を参考にされる場合は、最後まで目を通してから作業するようにお願いします。また製作過程をそのままを紹介していますので、失敗した部分も載せています。十分注意してください。

2.ライトパーツの製作、赤帯、屋上の再現
前面ライトパーツを作成します。
ライトパーツはキットに付属していますが、それを用いるとライトが奥まった感じとなるため、自作します。
まず、エナメル塗料とプラ棒を用意します。
左からX-24クリヤーイエロー、
XF-53ニュートラルグレイ、
X-11クロクロームシルバーです。
写真下は1.5×1.5mmのプラ角棒。
プラ棒を適当な長さに切断し、半分程を各塗料にて塗装します。
そして、0.2mmのプラ板を適当な大きさに切り、これも半分くらいシルバーで塗装します。
拡大すると、こんな感じ。
手前から、フロントライト、標識灯、フォグランプとなります。
プラ板は各ライト間の仕切りになります。
3つずつ合わせます。
各パーツの間に、先ほどのプラ板を小さく切り、挟みます。
サンドイッチのような感覚です。
このパーツは、後で車体と組み合わせるため、保管しておきます。
車体の裾部分を国鉄クリーム1号で塗装します。
その後、車体に赤帯デカールを貼っていきます。
前面と側面のラインの高さが合うようにうまく貼り付けます。
とは言うものの、デカール貼りは難しく、長時間費やしました・・。
車番も岩橋商会のデカールを使用しています。
乗降扉と車体間にできる隙間部分のデカール貼りも苦労します。
エアーブラシで塗装した方が楽かもしれません・・。
クーラーパーツはホワイトメタル製なので、プライマー→ホワイトの順に塗装します。換気口はメッシュパーツとなっていますが、今回はブラックで再現しています。
各パーツを取り付けた後の車体です。
パンタ台も折り曲げパーツとして付属しています。
先ほどのライトパーツを小さく切り出し、車体の内側から差し込みます。
サイズが合わないときは、ライトパーツを少しずつ慎重に削っていきます。
はめ込んだ後の前面。
この系列はライトが特徴的なので、きれいに仕上げたいところ。
ライトパーツにプラ板を挟むといい感じになります。
次に、キットに付属している、乗務員室仕切りパーツの上部分だけ切り出し、前面行先表示幕を再現します。
プラ板からでもできそうです。
写真はパーツをブラックに塗装した状態。
最近は名鉄キットが増えたため、行先表示ステッカーも多種になりました。
今回はクロスポイント5700系キットに付属していたステッカーを流用しています。
先ほどのパーツを車体内側より組み込みます。
キットに付属していたスカートパーツも塗り直します。
クレオスの明灰白色を用いています。
車体につけるとこんな感じ。
1800系の雰囲気が出てきました。

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