一通りレールの設置が終わったので、続いてレールの再現やアクセサリーの製作を進めていきます。
単にレールと言っても、お気に入りの色を再現するのは非常に難しいです。

2.レールの再現とアクセサリーの製作
レールの側面を塗装し、バラストは散布するのみに留めておくのが一般的な手法ですが
、名鉄の場合は少し具合が異なります。
線路まわりを見ていると、JRのようにバラストを一斉取替しているような様子はなく、減ったら追加するという作業を繰り返しているためか、どちらかというとブラウン系のバラストが合いそうです。

まず、下塗りとしてねずみ色1号で全体を塗装しました。
線路脇をマスキングし、ブラウンに再現していきます。
マスキングした状態でタミヤのレッドブラウンをエアーブラシ塗装しました。
グレーとブラウンがくっきりと塗りわけられてしまうので、マスキングを剥がした後も数回にわけてレッドブラウンを上塗りします。
気付いたら、この有様。
ブラウンを強く塗りすぎてしまったようです。
だいぶ汚れた感じになってしまいましたが、これはこれで、雰囲気が出たかと思います。
線路だけでは寂しいのでブラウン系とグリーン系のパウダーを撒きました。単色では、味気ないので各色2色ずつ使用しています。カラーパウダーはTOMIXのものです。
線路まわりは草が生えていることが多いので、グリーンを強めにしています。明るい色→暗い色に撒くのが一般的らしいのですが、程よく散らす感じで十分かと思います。
線路脇にはKATOのコースターフを撒きます。明緑色と緑褐色の2色で再現しています。
コースターフとは、スポンジを細かくしたものなのですが、雑草を再現するのに最適です。こういうものはムラを作るのがポイントです。
線路が乾くまでの間に、アクセサリーを製作していきます。
まず、GMの架線柱の色付けを行いました。
コンクリート部分をねずみ色1号、鉄骨部分を灰色9号で塗装しました。
色が潰れてしまい醜いですが、完成すると、こんな感じになります。
これは、TOMIX柵・看板セットの柵を水色で塗装しているところです。
元のパーツはホワイトなので、ねずみ色1号を下塗りした後、マスキングを施し、水色で塗装しました。
柵の裏側は地道に筆塗りします。
けっこうしんどいです・・。
レイアウトのパーツなので、少しくらいはみ出しても問題ないようです。
できあがった柵です。
実車の名鉄線路脇の柵は、灰色に水色のラインが定番です。水色の部分は2段構成のものが多いのですが。3段タイプのたまに見かけます。
完成した架線柱と柵を線路脇に取り付けました。
架線柱は1レール間隔(280mm)に設置しています。実車は2両間隔くらいに設置されていますが、車輌を目立つような配置にしたかったため、このような間隔としました。
柵を真っ直ぐ取り付けるのが非常に難しく、近くで見ると多少うねっていますが、気にしないようにしています。

inserted by FC2 system